姫路城、彦根城、犬山城、松江城とともに国宝に指定されている松本城は、天守の築造年代は文禄2～3（1593～4）年と考えられ、五重六階の天守が現存している日本最古の城です。そして松本の街のシンボルであり、市民の心の拠りどころでもあります。それは、その後のいくたびかの存続の危機を市民の情熱によって乗り越えてきた歴史があるからでもあります。

明治9年に完成した旧開智学校は地元の大工棟梁立石清重が設計した学校建築で擬洋風建築の代表です。文明開化の時代を象徴する洋風とも和風ともいえない不思議な建築は「擬洋風建築」と呼ばれています。

江戸時代、このあたりには桜河岸小路という小路がありました。念来(ねんらい)寺は市内における数少ない天台宗寺院で、江戸時代の元和5年(1619)、唱岳長音和尚が開基となって開山されました。

餌差町は城下町の東の出入り口に当り、町の東側には木戸と十王堂が置かれ、町番が木戸を守っていた。町名はここに藩主の鷹の餌（小鳥）を差し出す役目の「餌差」を置いたことに由来するという。
十王堂は、江戸時代には各村々の入口や中心地に建立して、疫病や災害や悪戯者などが村に入らないように保護をしてもらうことを願ったといいます。

宿の玄関正面には、松本市街地で唯一残る酒造所「善哉酒造」の前に「女鳥羽の泉」があります。自社で掘られた井戸「女鳥羽の泉」で作る日本酒・甘酒はとても美味しいと評判です。(新松本物語)

1686（貞享3）年に起こった農民一揆「加助騒動」農民の救済に尽くした松本藩士鈴木伊織、伊織の墓のそばに出ている井戸なので、その名をとって伊織霊水と呼ばれています。(新松本物語)

お城の東、裏町にある井戸。かつて割烹料亭「鯛萬」があった事から名づけられ、味わいの深い水は隠れたファンも多いようです。(新松本物語)

この湧泉は古代以来のもので、この地域の地名「清水」もこれに由来します。江戸時代この地域には、湧泉の水を利用した染色、製紙の生業もおこりました。現在、美津波廼女命(みずはのめのみこと)、御井神(みいのかみ)、鳴雷神(なるいかづちのかみ)を祭神とする槻井泉神社がまつられています

江戸、明治等の大火から守るために、漆喰で作られた“なまこ壁の土蔵”が今も数多く残っている商店街です。商店街の数箇所に井戸があり、特にポンプ式の井戸はノスタルジックです。

ナワテ横町は、ナワテ通りから北にある小さな通りです。短い小路に飲食店が数軒並んでいます。少し隠れ家的な場所です。

神が降りる地だから神降地（かみこうち）と呼ばれたという一説があるほど、どこを切り取っても美しい上高地の景色。上高地は様々な楽しみ方ができます。日帰りで自然散策するのも（足を休めがてらおいしいケーキとコーヒーも！）、上高地の自然に詳しいガイドさんの案内と共に散策するのもおすすめです。

のりくら高原は、”岳都松本”の西端に位置する雄大な乗鞍岳の麓 標高1500mにある山岳観光地です。夏はもちろん夏山登山！そして猛暑の街では考えれないような涼しい高原で、滝巡りやサイクリングなどが楽しめます。

標高2000mに広がる高原からは、北アルプスはもちろん浅間山、南アルプス連峰、富士山も見渡せる360度のパノラマが広がり大パノラマが広がり、「アルプスの展望台」と呼ばれるにふさわしい壮観の限りです。